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野外活動センター多目的グラウンド管理棟
新築主体その他工事
- 施工場所
- 愛媛県松山市菅沢町
- 施工期間
- 平成28年7月~平成29年1月
- 施工内容
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管理棟新築工事/木造2階建/延床面積 477.08㎡
既設屋外便所工事/RC平屋建/改修面積 70.03㎡
屋外整備
野外活動センター多目的グラウンド管理棟
新築主体その他工事
施設内にある多目的グラウンドの管理棟新築工事を行いました。グラウンドはサッカーをメインとした小中学生の大会やJ2愛媛FCのトレーニングや練習試合等で使用され、新築する管理棟にはグラウンド利用者のロッカー室、シャワー室、トレーニング室、会議室、トイレ等が設備され、外部グラウンド側には観客席も整備された建物となっています。
工事中は標高が高い場所ということもあり、突然の雨や目の前が見えないほどの霧、強風、冬場の積雪など予想外の突然の天候に悩まされ、工事がうまく進まないことが多々ありました。しかし、グラウンドを使用しながらの工事でしたので「完成が楽しみ」という利用者の声を直接聞くことができ、とても励みになりました。
建設中にこだわったところは、グラウンド側の外部の木格子です。この木格子は、グラウンドから飛んでくるボールによる窓ガラスの割れ防止と室内に入る西日の軽減という役割がありました。ピッチが狭すぎるとグラウンドが見えにくく、広すぎると西日軽減の役割が果たせません。いくつかのパターンのサンプルを作成し、角度によっての物の見え方など打ち合わせを重ね、施工に着手しました。
完成後、2017年「えひめ国体」での使用もあると聞き、こういった大きな行事で使用される建物の建築に関われたことを嬉しく思います。
現場管理責任者 小野 健一