04
愛媛県立松山工業高校武道場
新築主体工事
- 施工場所
- 愛媛県松山市真砂町
- 施工期間
- 平成27年8月~平成28年3月
- 施工内容
-
建築構造:木造1階建
建築面積:988.16㎡
延床面積:877.38㎡
屋 根:嵌合式瓦棒 カラーガルバリウム鋼板葺
外 壁:杉板縦羽目板 目透し本実張り
内 装:【内部床】鋼製床組+構造用合板t12(柔道場は柔道畳t60)+圧縮スギ複合フローリングt15+ポリウレタン塗装【内部壁】(腰壁) 杉板縦羽目板 目透し本実張り(腰から上部) 珪藻土塗放し仕上げ【天井】化粧石膏ボード張り、杉羽目板本実張りt15
里島体験滞在型交流施設
新築主体工事
この建物は、松山工業高校内で60年間使用されてきた第2体育館の老朽化に伴い、解体された跡地に新しく武道場を新築するというものでした。生徒や教職員の安全確保や工事による騒音対策などを行いながら、学校内の行事に合わせて現場での作業内容・作業時間を工程に反映させ、工事を進めていきました。
構造的には愛媛県産材を使用した木造の大断面集成材を使用しました。特に柱から登り梁のフレームはR加工された化粧材で、県内の公共建築物では初めての採用と聞いています。内部の造作材にもすべて愛媛県産材の杉材・桧材が使用され、見た目にも木造ならではの温かみのある建物になりました。
自分自身にとっても思い出のある母校の武道場新築工事ということで、工事に携われたことを大変嬉しく思っています。
現場管理責任者 小野 健一